ライフハック.net

蚊取りペットボトルは日本でも効果があるのか?作って試してみた結果

蚊取りボトルがスゴい!との噂を聞きつけ、早速作って試してみました!

蚊取りボトルとは、ペットボトルで作る蚊取り器です。

安価な材料だけで簡単手軽に作れることから、フィリピンで駆除に大活躍。
蚊がウイルスを媒介する伝染病のデング熱から子供を守っているとのこと。
FacebookやTwitterなどのSNSを中心にネット上で話題になりました。

こちらの記事を拝見しますと、猛烈に蚊が捕れまくっているじゃありませんか!

数万人の命を救った「蚊とりボトル」とは? ペットボトルで簡単に蚊を撃退する方法

どの家庭でも簡単に用意できる材料で作れる画期的な「蚊とりボトル」。大きな病の感染を食い止めた、とても小さな、そして偉大な「アイデア」でした。

簡単な方法で蚊がごっそり取れるなんて夢のようなライフハックです。
根こそぎ捕れた日には、世界中の蚊が激減してKINCHOさんやフマキラーさんの商売が成り立たなくなってしまうのではないかと心配になるほどです。

しかも「みなさんも今年の夏からこの「蚊とりボトル」を庭やベランダに設置してみてはいかがでしょうか。」との締めくくり。

フィリピンでそんなに取れまくっているのなら、日本の蚊にも効き目があるのか?
ライフハック情報お試し大好き管理人としましては、これを実験してみないワケにいきません。

スポンサードリンク

蚊取りボトルは日本でも効き目があるのか?

結論から言うと、ダメダメです。残念ながら全然取れませんでした(泣)

日本の蚊には効かないのか?それとも私のやり方がまずかったのか…?

私の試した方法は以下に紹介します。
もしかしてもっと上手くやる方法があるんでしょうか?
もし上手く行った方がいらしたら、ぜひコメントにて情報をお寄せください。
お待ちしています!

実験したのは東京都近郊の我が家の庭先、6月上旬に開始しました。
街並みは昔からの住宅街で、ご近所に鬱蒼とした庭を所有するお宅が多いためか、毎年かなりの蚊が発生します。
駆除や対策と言っても、外に水が溜まるようなものを置かないとか、庭に出る時は蚊取り線香を焚く程度で、根本的な解決には程遠い状況です。

近隣に生息している蚊は、主に以下の2種類のようで、ほぼ全国的に分布している一般的な蚊です。

薄茶色のアカイエカ
白黒のシマシマ模様が憎たらしいヒトスジシマカ(いわゆるヤブカ)

実験するには申し分ない環境と思われます。

蚊取りボトルの材料と作り方

まずは材料から。

ペットボトル(1.5または2.0リットルくらいのもの)
水 200ml(40℃くらいのお湯)
ブラウンシュガー 50g(砂糖で代用OK)
イースト 1g(ドライイーストでOK)

材料の重量を測るためのキッチンスケール、
ペットボトルを切るためのカッターを用意しました。

ドライイーストのみ業務スーパーで購入しましたので、今回かかった費用は178円です。

ペットボトルはちょうど先日飲んだ2リットルのコカ・コーラが空いているのでこちらにします。
2本用意しました。
ペットボトルの上3分の1くらいのところで切ります。

ブラウンシュガーは家になかったので、上白糖で行きます。
砂糖50gだと、大さじ山盛り2杯分くらい。
※ペットボトルの重さはあらかじめ引いてあります。

ドライイースト1g うーん・・・軽すぎるのかキッチンスケールのご機嫌がイマイチなのか、なぜか上手く測れません( ̄_ ̄)
こんくらいでいいかと思うんですが。小さじ3分の1くらいでしょうか?

水は200ml、40℃くらいが適温とのこと。ぬるいお風呂くらいの温度ですね。
材料を入れて軽く混ぜました。

先ほど切り取ったペットボトルの首の方を逆さまにしてセットします。
出来上がった液体は食パンみたいな匂いがします。
発生した二酸化炭素に寄せられるとのことですが、この匂いに寄せられるのだろうか…?

ペットボトルは周りを黒い紙やビニールなどで覆うと更に良いとのことで、その辺にあった袋を使うことにしました。
黒ではなく紺色ですが…大丈夫でしょう。

そうこうしているうちにペットボトルの中が湿気で曇ってきました。
発酵してるのかな?

調度良い大きさに切った、先ほどの黒っぽいビニールで覆います。
紺色ですが。

逆さまにセットした首の方が風などで飛ばされないように、テープで軽く止めました。
これで完成♪

蚊取りボトルを庭先に設置する

あとは軒先や庭に置くだけ。
ブラウンシュガー、イースト、水が混ざることで二酸化炭素が発生し、蚊をおびき寄せ、ボトル内に侵入した蚊は抜け出すことができずそのままボトル内で死んでしまうという仕組みです。

注意点としては、雨水が入らないような場所、蚊の好む日陰の涼しいところに設置すると良いようです。また、2週間に1度ぐらいは衛生上交換したほうが良いでしょう。

日本の夏の風物詩、キンチョー蚊取り線香の香りとも今年からはお別れか?と若干の寂しさを感じつつも期待に心踊らせいざ設置。

1.蚊に刺される前にとにかく急いで通過する玄関前

2.じっとしている人は蚊の格好の餌食となる庭の花壇側

2ヶ所に置いてみました。
梅雨時の蒸し暑さでだんだん蚊も増え始める頃で実験にはうってつけですね。
((o(´∀`)o))ワクワク

蚊取りボトルを設置して2週間待ってみた結果

翌日ちょっと覗いてみると…なんかコバエみたいのが数匹浮かんでおりましたが、蚊が入った形跡なし。
2週間くらいで交換した方がいいとありましたし、気長に行こうとちょいちょい覗きつつ…

待つこと2週間。。。

1.玄関前

2.花壇側

蚊が面白いように取れる!なんてことは全然なく…。

1匹も取れてない!ガ━━Σ(゚Д゚|||)━━ン!!

全然捕れませんでした…。

ダメダメです…。

気配すらないし…。

なんかちょっと違う小さいコバエみたいなのが捕まっています。
それもたいした数でもないし、うっかり入っちゃった感じでしょうか。

というわけで…日本の蚊には効果ないということなのか?
全く再現できませんでした…。

こうして庭先で写真を撮っている間にも蚊に刺される始末。
なので、蚊は十分にいるのです!(>_検証結果としては、蚊は1匹も捕れなかった、ということになります。

ホントにね、期待してたんですよ…。

しつこいようですが、日本国内で成功した!という方がいらっしゃいましたらどうか情報お寄せください!
お待ちしています!(ノω・、) クスン

モバイルバージョンを終了