海外からの送金方法にはいろいろあると思いますが、アメリカ為替を日本円に換金する方法をライフハックのひとつとしてメモしておこうと思います。
私の子供たちの父親はアメリカ人でハワイに住んでいるのですが、時々お小遣いが届きます。
安全面を考慮して現金ではなく、アメリカ国際郵便為替INTERNATIONAL POSTAL MONEY ORDER (インターナショナル マネー オーダー/ポスタル マネー オーダー) というものを送ってきます。
これはアメリカの郵便局で取り扱っている為替で、郵送で届きます。
この用紙を郵便局に持っていくと日本円に換金(両替)できます。
アメリカ為替 INTERNATIONAL POSTAL MONEY ORDER を日本円に換金する方法
アメリカ国際郵便為替 INTERNATIONAL POSTAL MONEY ORDER (インターナショナル マネー オーダー/ポスタル マネー オーダー) を受け取ったら、郵便局に持っていくと日本円に換金してくれます。
なんか、よく見ると送金してきた本人の記入欄「DAD」としか書いてないんですけど。
こんな雑なもので大丈夫でしょうか?
郵便局に持っていくと日本円に換金してくれますが、小さい郵便局だと扱いがない場合もあるようです。
事前に問い合わせるか、最初から大きい郵便局に行くのがよいでしょう。
郵便局では郵便窓口と銀行窓口に分かれており、営業時間も違います。
換金は郵便ではなくゆうちょ銀行の取り扱い業務なので、銀行窓口まで、取り扱い時間内に行く必要があります。
大抵の郵便局で朝は9時から、郵便は夕方5時まで、銀行は夕方4時までの受付なので、「夕方4時まで」と思っておけば大丈夫でしょう。
※大きい郵便局は時間外の扱いなどもあります。
しかし、このアメリカ為替 INTERNATIONAL POSTAL MONEY ORDER の紙だけを持って行っても換金してくれません。
両替するには、受取人に指定されている本人であることの確認のため身分証などが必要になります。
マイナンバー制度が始まってからは、マイナンバーも必要になりました。
換金(両替)の手続きに必要なもの
住所、氏名(サイン)、印鑑(朱肉を使うもの)
マイナンバーカード(もしくはマイナンバー通知カード)
本人の保険証
換金するためにゆうちょ銀行の口座などは必要ありません。
印鑑は朱肉を使うものならばOKです。
今回、母である私が未成年の子供の代理で受け取りに行きましたので、私の身分証が必要でした。
郵便局によっては、郵便局の人も手続きの仕方をあまりわかっていない場合があるかも知れません。
私は換金の手続きがよくわからなかったので確認するために、前もって近所の郵便局に訪れました。
するとその郵便局員さんは奥の棚からマニュアル出して来て、さらにどこか(地域の本局とかかな?)に電話して換金手続きの方法や手順などを確認していました。
裏面に住所、氏名、を記載し、押印してくださいとのことで、このようにメモしてくれました。
記入は日本語で大丈夫だそうです。
印鑑は必要かもしれないと思って持参していましたし、保険証も持っていたんですが、マイナンバーカードは持ってなかった!
なので一旦自宅に帰り、記入押印して、マイナンバーカードを持って出直しました。
表の送金した人の名前が「DAD」しか書いていなかった件についてはお咎めなしでした。
向こうで購入して支払い済ですから良いんでしょうね。
アメリカ人ってほんとに雑だなぁ(笑)
換金(両替)の手続きに手数料はかかるの?
郵便局で為替を換金する際には、別途手数料は取られません。
…と、表向きはそういうことになっているのですが、実はさり気なく為替手数料を3%取られてます。
銀行で換金するのと同様で、換金レートから3%、例えば$1=100円ならば、$1=97円くらいで換金されており、この差額が実質の郵便局の手数料となっているのです。
小学生にもわかるドル$から円¥への換金のタイミングとは
子供が小学生の時に説明した話なんですが、ドルから日本円に換金するには「円安ドル高」の時にするのがお得です。
円の価値が下がることを円安といいます。
1ドル100円
1ドル120円
だとしたら、120円のほうが円安です。
1ドルで円をたくさん買えるということで、つまり円が安い。
例えば、昨日の為替相場が1ドル100円だったとします。
昨日よりも円が安くなったなら、円の価値が下がっている=1ドルで買える円が多くなるということです。
今日1ドル120円になっていたとしたら、昨日は同じ1ドルで100円に交換できたのが、今日交換すれば20円多く貰えますね。
小学生の子供は、初め「100円のほうが安いのになんで120円の方が円安なの?」と思ったようです。
気持ちはわかりますよね^^
換金する金額が大きければ、その分差額も大きくなりますから、換金のタイミングも考えられるのであればそうしたほうが良いでしょう。
でも、明日はもっと円が安くなる!という予想をしてもそうなる保証はどこにもないので、タイミングを考えるのは案外面倒かもしれませんね。