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国際eパケットライト SAL便の小型包装物との違い

海外に荷物を送る場合、基本的には、早く送りたいほど、荷物が重いほど料金が高くなります。

しかし総重量2kg以内であれば、送料は案外リーズナブルに抑えることが出来ます。

私はアメリカ人の親戚などにちょっとした贈物を送ることがありますので、どうするのがお得で便利なのか?という視点でいろいろ調べ、実際にいくつかの国際郵便サービスを利用しています。

まず「総重量2kgまで、梱包サイズは長さ+幅+厚さ=90cmまで」というのが、郵便局から格安で国際郵便を送れる一区切りだと考えてください。

国際eパケットライト SAL便扱いの小型包装物との違い

箱の強度的に少し頼りないかなーと思いつつも、大体Amazon箱なんかを再利用してます。

総重量2kgというと、ちょっとしっかり目の箱に詰めたらあっという間なんですが、梱包サイズ90cmまでというのは結構大きめなので、軽くて嵩張るものを送りたいときにはうってつけですね。

この場合、発送する方法としては

① エコノミー航空SAL便扱いの小形包装物(スモールパケット Small packet)
② 国際eパケットライト

のいずれかがお得で便利です。

この2つは、格安な送料でありながらそれほど日数もかからないサービスです。
どう違うのか?ということも合わせて概要を説明します。
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エコノミー航空SAL便扱いの小形包装物(スモールパケット Small packet)とは

まず、① エコノミー航空SAL便扱いの小形包装物(スモールパケット Small packet)について

長くてわかりにくいので、この記事では「SAL便の小形包装物」と呼ぶことにします。郵便局でもそう言えば通じますので。

小形包装物 ※注:小型包装物 ではなく小形包装物が正しい表記です。

小形包装物(スモールパケット Small packet)とは、国内で言えば「定形外郵便」のようなものに当たります。
総重量が2kgまでの小形の物品をEMS(国際スピード郵便)や国際小包より安く送ることができます。(※1)

次に、その小形包装物をどう送るか?発送方法を選びます。
航空便、エコノミー航空(SAL)便、船便の3択です。(※2)

航空便が一番早く届きますが、その分料金は高めです。
船便は何ヶ月もかかったりするので、あまり使いみちがないですね…。
間を取っていいとこ取りした、エコノミー航空(SAL)便が使いやすいサービスなのです。

SAL便=さるびん と読みます。英語:Surface Air Lifted の略で、エコノミー航空便とも言います。
日本国内と到着国内では船便として扱い、両国間は航空輸送するので、船便より速く、航空便より安いサービスです。

ざっくり例を出すと、箱に詰めた状態で総重量2kg弱くらいだったらアメリカなら送料は2000円ちょっと、くらいのイメージです。

荷物は大体2週間以内に届くイメージですが、地域やタイミングによってはもっと速いこともあるようです。

郵便局員さんに聞いた話では、SAL便の荷物は、優先順位的には急ぎの航空便には劣るけれど、飛行機の貨物に隙間があれば早めに乗せてくれることもあるという感じだそうです。

詳細は以下の日本郵便のサイトで確認してください。

(※1)国際郵便 小形包装物 - 日本郵便

(※2)国際郵便 発送方法の比較 - 日本郵便

国際eパケットライトとは

② 国際eパケットライトは、日本郵便で2016年10月1日にスタートしたサービスです。

国際eパケットライトは「SAL便の小形包装物」とほぼ同じ扱いで、追跡サービスが付いているものになります。(※3)

送れる荷物の中身もサイズも「総重量2kgまで、梱包サイズは長さ+幅+厚さ=90cmまで」で同じ扱いです。

「SAL便の小形包装物」は国内で言えば「定形外郵便」のようなもので、追跡サービスはありません。(※ただし書留を付けることが可能です。後で説明します。)

郵便事情が日本のようにきちんとしていない海外では、追跡サービスがあるだけでも安心であると言えます。

国際eパケットライトは、国際eパケットというサービスから派生しており、より安いものとなっています。
紛らわしいですが、国際eパケットの方は、ライトよりもっと速く届いて補償付き、という感じです。

国際eパケットライトを利用するにあたっては、いくつか注意すべき点があります。

国際eパケットライトの注意すべき点

ポイント①
国際eパケットライトは差し出せる取扱郵便局が限られています。
今のところ大体地域で「本局」と言われるような大きい郵便局のみでの取り扱いですが、今後拡大されるかもしれません。(※4)

本局へ行くのが不便で小さい郵便局を利用したい方は、「SAL便の小形包装物」ならばどの郵便局でも取り扱いますのでそちらが便利でしょう。
または国際eパケット(ライトじゃない方)ならば、どの郵便局でも取り扱います。

ポイント②
取扱国・地域が限られています。(※3)

ポイント③
利用するにはウェブ上で「国際郵便マイページサービス」(※5)に申し込みます。
登録後に自分で発送ラベル一式(A4で3~4枚程度)を印刷しますので、プリントアウト出来るプリンターなどのPC環境が必要です。

スマートフォンから使えばコンビニなどのプリントサービスが利用できるのではないかとは思いますが、確かめていません。

こちらはプリントした発送ラベルの1枚目です。
国際eパケットライト 発送ラベル

また、国際郵便マイページサービスを利用して国際郵便を送る際には、専用のパウチ(送り状袋)が必要になります。
国際郵便マイページサービスから請求すると無料で郵送されます。
到着には5日程度かかります。
郵便局などには置いていないので、今すぐに荷物を送りたくてもパウチが届くまでは発送出来ません。

この専用パウチを荷物に貼って、その中に印刷した発送ラベルを入れて送ります。
荷物にはパウチを貼らず、ラベルも入れずに持参して、郵便局員さんにおまかせした方が無難です。
国際郵便マイページサービスでパウチを請求する

ポイント④
「国際eパケットライト」は、「SAL便の小形包装物+追跡サービス」がパッケージになっているサービスです。

追跡は出来るのですが、荷物は相手の郵便受けに届き、受取のサインなどはしません。
紛失・盗難などの際の損害賠償もありません。
なので、単純に今荷物がどこにあるかを「追跡するだけ」ということのようです。

ポイント⑤
料金は重量によって決まり、国際特定記録料金(=追跡サービス)370円を含んだものとなっています。
料金の重量の区切りが小形包装物と若干違うのですが、370円から少し割り引いた程度高くなる感じです。

一例として、北米宛1kgまでの場合

SAL便の小形包装物 1080円
国際eパケットライト 1320円 
国際eパケット 1985円

となっています。(※記事作成時点)

ポイント⑥
料金の支払いは荷物を差し出す際に窓口で現金で、もしくは切手での支払いも可能です。小形包装物も同様です。

ただ、切手の場合は注意があります。
これもやはり小形包装物と同様なのですが、持ち込んだ切手はその現物を荷物に貼った状態で発送されます。
荷物に貼れる切手は荷物の2面までとの事です。
つまり2面に貼りきれないとダメなので、小額の切手をあまりにも大量に貼る、というようなことは出来ません。
切手で支払いたい場合は、貼るスペースを考慮して、なるべく金額の大きい切手を少ない数で持ち込むようにしましょう。


国際eパケットライトを利用する条件や料金などは変更もあり得ますので、下記のページで詳細を確認してください。

(※3)国際eパケットライト - 日本郵便

(※4)国際eパケットライト 取扱郵便局一覧PDF - 日本郵便

(※5)国際郵便マイページサービス

国際eパケットライトとSAL便扱いの小形包装物 どちらを選ぶべき?

海外にちょっとした荷物(梱包サイズ90cmまで重量2kgまで)を送る方法のおすすめランキングは以下の通りになります。

1位 SAL便扱いの小形包装物+書留

「SAL便扱いの小形包装物」は、格安な料金で比較的早く荷物が届きますが、荷物が不達になる心配があるのが弱点と言えます。

紛失や不達が心配な場合は+410円で書留に出来ます。
書留にすれば、6,000円までの補償付きで、追跡も可能なので書留を付けると安心です。

国際郵便マイページサービスからも送り状を作成、プリントできます。
送る荷物は中身が何なのか全て、重さや金額なども記入する必要がありますので、家で送り状の準備を済ませておけば窓口で手書きするよりずっとラクです。

2位 国際eパケットライト

内容的には「SAL便扱いの小形包装物+追跡」となるため、補償はありません。
追跡だけできればいいと言う場合はこちらでしょうか。

区分によって若干の差はありますが、100円や200円程度の差額であれば、安心を買う意味で「SAL便扱いの小形包装物+書留」の方が補償が付いている分お得かなと思います。

3位 SAL便扱いの小形包装物

送料を少しでも安く押さえたい場合は、書留を付けずに「SAL便扱いの小形包装物」で。
ただし、追跡も補償もありませんので、届かなければあきらめるしかありません。

私自身の経験上、北米(ネバダ、ハワイ、テキサス、インディアナ)、タイ、インドネシアなどに発送した荷物では、今まで書留を付けなくても郵便事故はありませんでしたが、ラッキーなだけかもしれません。

日本のおやつやちょっとした小物をプレゼントしたものなので、失くなったらまぁ仕方ないと思って書留なしで何度か出しました。
失くなったら困るようなものにはオススメできません。

先ほどの一例、北米宛1kgまでの場合で料金が安い順に並べると、

SAL便の小形包装物 1080円
国際eパケットライト 1320円 
SAL便の小形包装物+書留 1490円
国際eパケット 1985円

となります。(※記事作成時点)

SAL便の小形包装物+書留ならば、国際eパケットライトに+170円で補償が付くという形ですね。


国際eパケットライトとSAL便扱いの小形包装物 まとめ

「梱包サイズ90cmまでで総重量が2kg以内」の荷物を国際郵便で送るのに、格安でまあまあ早く便利な方法。

① エコノミー航空SAL便扱いの小形包装物(スモールパケット Small packet)
② 国際eパケットライト

上記のいずれかがお得だが、① SAL便の小形包装物に+410円で書留を付けるのが安心でオススメ

基本は「SAL便小形包装物+書留」です。
6000円までの補償がついて追跡可能です。

② 国際eパケットライト の概要は、「SAL便小形包装物+追跡」がパッケージとなったサービス。
ウェブ上で発送ラベルを自分でプリントアウト。
今のところ差し出しが本局のような大きい郵便局みの扱い。
取扱国・地域が限られる。


次回の記事では、「国際eパケットライト」で荷物を送って、実際に使ってみながらわかったことや、利用の手順などをご紹介します。

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